
BLZN
BLZN(本名ベンジャミン・ミデマ)
アメリカ、シアトル出身の東京を拠点に活動するアーティスト。
その活動はプロデューサー、ラッパー、DJと多岐に渡り、型破りながらどこか魂に響くオーセンティックなビートを紡ぎ出している。
幼少期からカニエ・ウェスト、ジェイ・Z、J・コール、キッド・カディといった音楽で育ったBLZNは、常に音楽を作ることを夢見ていたが、自身への期待よりそれを覆う不安が彼を沈黙させていた。
その結果、世の大多数の人が辿る大学を卒業し企業に就職、与えられた作業をこなすと言うありきたりな人生を歩むよう仕向けられた。
しかし、大学時代に父親を亡くした時、彼は後に悟る事になる。
誰かのために生きるには人生は短すぎる。
「父が亡くなった後、言葉にできない感情をどうしても表現したい、心のどこかでそう感じていました。
そして、その感情を本当に強く感じるのは音楽を聴いている時だと気付いたのです。」
程なくしてラップトップとキーボードだけを持って東京に移り住んだ彼は手探りで創作活動を開始。
現在、BLZNとして活動を開始した彼は自身の制作したビートを軸に繊細なストーリーテリングとアンダーグラウンドが放つ美学を織り交ぜた作品を発表し続けている。
そのソウルフルなプロダクション、内省的な歌詞、そして荒々しいエネルギーを融合させた作品達は人生により多くのものを求めながらも、それに馴染めない人々に訴えかけ広がりを見せている。
さらにBLZNは音楽だけでなく、人々を繋ぐユニークなライブイベントを企画しています。
それは自らが作り上げたラインナップ、彼がアメリカで大学時代に始めた定番のドリンクゲーム、そして本物のバイブスに満ち溢れています。
彼の作品は完璧さではなく、誠実さ、アイデンティティ、そして人生のどの段階からスタートしても、自分自身の道を選ぶことをテーマにしています。
BLZN待望のデビューア ルバム
"blue"
自身でLyric、Track、Recordingの全てを完結させたSelfish全開のThis is THE BLZN!
自己紹介のパートから始まり、東京の夜へ,
最初の一杯から夜明けへ、ソールドアウトの熱気からついに息をつける瞬間まで。
バイリンガルでパーソナル。
まるで走馬灯のように彼が〝ここ〟に至る人生と、これから築いていく人生が混ざり合う。
「Ship It」は彼が歩き始めた理由を語り、「First Drink」と「Once Upon A Time In Shibuya」で未体験の雑踏の中へ。
「Shake It」と「Breathe Baby」で頂点に達し「Luv U Anyway」と「Wanted」で葛藤と反逆を示す。「Enough」は“それは最初から十分だった”という彼自身がついに理解し、そして最も必要だった言葉で幕を閉じる。






